模擬葬儀「旅だち〜いっぺん死んでやり直そう〜」

※5人〜8人のグループでお申込みください。

イギリスのショートドキュメンタリー映画より『旅だち』ワークショップが収録されています。
もし、今日が人生最後の日だったら・・・
あなたは何を思い、何をしようとしますか?
そして、「死」を目前に一つずつ大切なものを手放してゆく。 最後のその瞬間、あなたの手元に残ったものはなんでしょうか? 

「旅だち」のワークショップは、いわゆる模擬葬儀の体験をするものです。

余命宣告を受けて、「看取り」「弔い」をします。死を意識すると、これまで生きた人生の軌跡から、大切なものは何だったかを再発見しやすくなります。
この機会に、今までの人生を振り返り、これから先の行き方の羅針盤を見つけてもらえたら、というのがねらいです。

どのような方が受講者されてもかまいません(高校生以下は要相談)。
多忙な経営者や会社員でも、定年で一線を退かれた方でも、子育てに邁進中の方でも・・・。
職種、肩書きなど一切の条件はありません。

生きていますと、思い通りにコトが運ぶことばかりではありません。
挫折をしたり、不条理さに打ちのめされることも、愛しい人との別れで哀しみの淵にいる方、心の安寧を求める方もいらっしゃるでしょう。 

ワークショップで自分に何が大切かを感じられると、より強く生きる糧となり、人にも優しくなれます。そのときに集まった仲間と共有し、それぞれの人生を生き直す支えにもなっていきます。

どうぞ一緒に「旅だち」を経験し、貴重な人生のひとときを実りあるものにしてゆきませんか。

基本のプログラム

ビジョンマップ作り
1.ビジョンマップ作り
写真や雑誌の切り抜きを使ったワークショップ。A3の画用紙いっぱいに、心が感じるまま貼っていきます。
最後の晩餐
2.最後の晩餐
米も野菜も味噌も醤油も沢庵も梅干しも手作りオーガニック。僧堂の様に音を立てずに、最後の晩餐。食べる坐禅を行い深く味わいます。
模擬葬儀_看取り
3.模擬葬儀
静かに横たわり、看取り人に最期の思いを伝えます。
坐禅
4.坐禅
じっくりと座ります。
模擬葬儀の振り返り
5.振り返り
旅だちの後に、あの世で寄り合い。臨終体験前に制作したビジョンボードで生前の自分を語ります。空間象徴の図式分析を参考に、アドバイスを受けて生き直しの羅針盤にします。
模擬葬儀「旅立ち」の後の集合写真
6.みんなで集合写真
模擬葬儀「旅立ち」後、ビジョンボードを手にスッキリとした笑顔で記念の一枚です。

※内容については、ご要望に応じてカスタマイズいたします。お申し込みの際にご相談ください。

参加費(税込み)

一般:18,000円
学生・紹介・2回目以降:14,500円
オンラインサロン会員:12,000円
*参加費は、希死念慮者支援や自死遺族支援活動費、指導料、講師料、施設布団使用料、食材費、光熱水通信維持管理費等に充てさせて頂きます。

申込み方法

お問い合わせよりご連絡ください。2〜3日中に折り返しメールにてご連絡いたします。

よくあるご質問

Q.個人での申し込みはできますか?

A. 基本は5人以上のグループでお申し込みいただいております。ただし、個人の方からの問い合わせが多い場合は、開催することもあります。予定が決まりましたら、このページにて告知いたします。

Q.オンラインでの開催はしていないのですか?

A. 申し訳ございませんが、オンラインでは開催しておりません。このワークショップは、自身の体で経験していただきたい内容が詰まっています。実際に棺に入ったり、生前親しかった人からお別れの言葉をいただいたりします。ご理解いただけますと幸いです。

参加者の声

Rさん 

☆命の尊さ、自分の本当に大切なものに気付くワークショップ☆

今日は、ドキュメンタリー映画の中で実施されてた “The Departure 〜旅だち”
というワークショップを受けに、関市の大禅寺に行ってきました。

自殺防止に尽力されている住職、根本一徹さんの日々を追った映画。その中でのワークショップを、一徹さんご本人にリードしていただきました。

今ここに生きていることの尊さ、本当に大切なものは何だったのかが、身にしみて感じられるワークショップでした。

また、自分のお葬式もする中で、人生全体を振り返り、今の自分がいかに人から許されてここにいるのか、いかに人に恵まれて生きてきたかを実感。感謝しかない最期になりました。

お葬式後は、生き直してやり直せることに、心からの喜びが湧いてきました。

一徹さん、送迎などサポートしてくださったご家族の皆さま、参加者の皆さま、取材に来られていた雑誌社の皆さま、そしてビフォーアフターの心理を分析してくださった臨床心理士の先生、本当にありがとうございました。

今日から、もっと丁寧に毎日を過ごしたいと思います。
Yさん

お寺での禅、食事、ビジョンマップ、自分のお葬式、盛り沢山のワークショップ、素晴らしい体験でした。お誘い本当にありがとうございました。

臨終を迎えるに辺り、この世での色々な事柄や物、人を少しずつ手放していく中で、寂しさの他に、何もなくなった空間に新しい物が再び入ってくるそんな感じを、嬉しい気持ちで、涼やかに流れた涙が不思議でした。
死は終わりではない。そう言う感覚でした。
今年の私にとってベストなタイミングとなったとても有り難い再生(蘇り)のワークショップでした。

でもまだまだ死にたくない!1つ1つ丁寧に生きて行けるよう努力します。自分の死を迎えて、やり残して来たことや、自分と関わって来た方々に感謝を伝えたい気持ちなどが沸き起こり、また、生き返ってそれが出来る喜びも感じました。

とても貴重な体験をさせてもらえ、皆様に感謝します。
Mさん

死を迎えることで、心残りなこと、たくさんの感謝、本当に大切なことが分かりました。また生き帰れて本当に良かったです。
素晴らしい体験をさせてくれてありがとうございます。
参加者の感想 (週刊女性PRIME2018年10月20日の記事)
2020年1月 慶応義塾大学海外留学生達の熱い希望を受け、臨終体験「旅だち」を6時間ほど英語で行いました。

一徹より

「身心デトックスできました」と、笑顔で解散した会もありました。同じ釜の飯を食い、生き直し道をつかみ、またそれぞれの人生。同じ空の下、より強くしなやかに。安心安全空間で、ぜひ自らの手でつかんで下さい。心をこめて、お待ちしております。

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